私の友人には、自営業で運送会社をやっている人がいます。
2008年のガソリン価格高騰時(軽油にも影響)には、利益がほとんど無いと嘆いていました。
このときは原油価格が1バレル100ドル超をしていて異常な高値で取引がされていました。
それから間もなくリーマンショックで40ドルあたりまで下落しました。
そして、人々はガソリン価格が100円くらいまで下がって、ひと安心と思っていますが、
いつ何時、また高騰するかも知れません。
それをただ見ているだけではリスク回避とは言えません。
ではここからがリスク回避策ですが、
原油価格が下がったときに、資源国通貨を買う!!
原油価格と連動する通貨として、
欧州ユーロがありますが、ちょっとユーロは信用不安がありますので、
おすすめは、カナダドルとオーストラリアドルです。
オーストラリアドルは金利が高いのが魅力です。
なぜ、買うのか!?
原油価格が上昇すれば、通貨価値もあがっていくので、
ガソリン上昇分を為替で補てんできる。
さらに金利が高い通貨であれば、SWAPもはいってくるのでさらに補てんできる!です。
中国、インドなどの新興国が発展する限り、資源価格は右肩あがりは間違いないでしょう。
もうひとうは株を買うことです。
具体的には、商社株、石油元売り会社、国際石油なんとかという会社の株
です。これらの会社は原油価格の下落に伴い、株価もさがっていますので
PBR1.0以下では買いです。
ではガソリン価格があがっている状態ではどうすることもできないのか。
といわれると、空売りという手があります。
タイミングが難しいのですが、いくらなんでも上がりすぎだろうという価格にきたら
1本くらい売りを入れておいてもよいでしょう。あくまでリスク回避目的なので
1本です。
1本は1万ドルです。 |