名作を訪ねて
A列車で行こう3
PC-98のソフトならヤフオク
 
今どき9801のゲームを販売しているお店
 
楽天で9801ゲームソフトを買う
 
【 名作ソフト一覧 】
・信長の野望 戦国群雄伝
・スタークルーザー
・ラストハルマゲドン
 
 
  第6回 A列車で行こう3 [アートディンク]

 「概要」
 
 1991年に発売された鉄道経営シミュレーションゲームである。ただ実際プレイしてみると鉄道経営というよりは鉄道を中心とした街造り鑑賞シミュレーションとも言える。ちょっとわかりづらい表現ですが、何となく意味がわかる人いるでしょう?
 このA3はA列車シリーズの3作目なんですけど2からは、ある意味進化したなぁと言える。まずその操作性、マウス対応で画面上にコマンドするボタンが配置されており、コックピットさながらにあらゆる状況を把握できる。
 次にグラフィック、当時としてはかなり美しい。斜め上からの視点の擬似3Dを実現されており街のビルや住宅など、さらに昼夜、そして季節毎にかわる街の風景。これは当時かなり感動させらせたものでした。また何となく寂しいというかほのぼのというか、まだ発達していない田園を走る列車、踏み切りの音、こんなところは鑑賞できるゲームと言える。
 さらに2では列車がAとかというようにアルファベットで表されていたのに3ではきちんと存在する列車のグラフィックで走っている。パノラマカー、ビスタカーなどちゃんと走っている。ダイヤは簡略化されていてまぁ、こんなところかというところ。
 当時グラフィック重視の僕としては、かなり満足したゲームだったということになる。 シナリオは全部で確か6つ用意されていたけど、真剣にやったのはシナリオ1だけ。あとはある目的を達成するシナリオゲームとなっている。だからつまらなかった。シナリオ1はホント自由にプレイできる。自分の作りたいように線路を敷き、街を作っていく。ちょっとでも思うように街が形成されていかないと思わずリセットして、途中からやり直したくなる。このあたりが自己満足的なところ。
 ただ鉄道経営といってもレイルロードタイクーンのように他にライバル会社があるわけではなく、買収もないから安心してできる?逆にスリリングさという点では物足りない。また、信長みたいに台風などのイベントもないから、そういう後戻りはない。地震などのイベントがあったら、よかったかも。 。


 

「プレイ」
オープニングタイトル、こういうロゴ好きです。当時のアートディンクの意気込みが感じられますね。  

 

 

 

 

 シナリオ1のゲーム開始直後の画面、住宅もまばらで田園風景が見られます。このA列車は24時間走り続けます。右上のが縮小マップで白い四角で囲われた部分が画面上ということになる。
  画面の外枠にReportなどいろいろあるが、これで経営状況、建物の建造、線路・駅の建設、列車の配置、ダイヤを組むなどの命令ができる。よく考えられています。

 

 

 画面上の四角い資材を列車を使って駅へ運ぶとその駅の周りに街が形成されていく。線路は環状線を、資金のやりくりはマンション(耐震大丈夫)を建て、その価格が上がったところで売っていくマンションころがしで儲ける。工場は損をするよ。
 左図の通り、駅前には高層ビルが立ち並んできた。

 

 

 

 

 拡大してみました。アミューズメント施設として、遊園地、ドーム、スキー場などがある。スキー場は冬しか利益はでないよ、当然だけど。。

 

 

 

 

 

 資産形成表です。儲けてこの画面でニンマリしてください。

 

 

 

 

 

 夜景です。超高層ビルのその横にデパート、住宅地が立ち並んでいます。

 

 

 

 

 

 縮小マップのほとんどが赤色になっています。これは街を表しています。ほとんどの地域に線路をめぐらせ街を形成した状態です。列車も18本走っています。

 

 

 

 

 

 左は列車購入画面。最終的には旅客車はARIIIという列車を走らせることになります。

 









「ライバルソフト」
 あえて言うなら、レイルロードタイクーンか。

copyright