学生時代の頃、毎年お年玉が貯まったら「信長の野望」やら「スタークルーザー」、
「サバッシュ」「ウイニングポスト」など有名どころのゲームソフトを
大須(名古屋市中区に位置する中部地方では有名な電気街。
東京の秋葉原や大阪の日本橋みたいな街)まで買いにいったものである。
当時の販売価格は学生にとっては非常に高価なものであり、
１本７，８００円〜９，８００円が相場であった。

光栄の三国志クラスになると、なんと！！１４，８００円したものである。
三国志１本を買うか、それとも違うソフト２本を買うかいつも悩んだものである。
がしかし、あとから振り返ると、手元には１本も三国志とタイトルがつくソフトは無かったのである。
この当時から質より量をとっていたのである。

当時はいろいろなソフトショップを回ったね。
第２アメ横の近くに構えていたドルフィン山本の2階
TUKUMO
中京マイコン、
地下鉄上前津駅近くのコムロード、
ダイナ（だったかな！？コムロードの近くで１階と２階があった。１階がハード、２階がソフト）
OAシステムプラザ
GoodWill
マイコンテック
J&P
Σシグマ（ここの近くのがきやにはよく行った。）
などなど。
上記以外にも、たまに足を運んでみると開いている店を見つけると嬉しいと思ったもんだ。

でファイルマスターと出あったのは、確かダイナというパソコンショップだったと記憶している。
2階に上がると緑と黒の表紙がビニールでパッケージされていて、
裏面を見るとゲームソフトの一覧を確認することができたんだ。
当時はなんだコレと思ったね。だって結局は当のソフトを購入しない限り、そのソフトを
コピーすることができないわけだから。
しかしだ、そう連れと自分で２本購入すれば、お互いゲームをプレイすることができるじゃないかと。
さらにさらに、岐阜市ではなんとゲームソフトのレンタルをしているところがあるらしいというではないか。
早速連れと三人で片道１時間３０分かけて行ったのである。
２階に上がると中古のソフトがずらっと並んでいるではないか！？

これをレンタルして、コピーソフトでコピーすればゲームができるなんて
なんて素晴らしいんだと当時は思ったね。
後々それが著作権に抵触することを知ったのだが。

んで当時は、何本か借りてファイルマスターを使ってコピーした。
中にはファイラーに入っておきながらコピーできなかったものもあったが、
大半は動いた。