名作を訪ねて
スタークルーザー
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【 名作ソフト一覧 】
・信長の野望 戦国群雄伝
・スタークルーザー
・ラストハルマゲドン
 
 
 第2回 スタークルーザー [アルシスソフトウェア]


 「概要」
 "スタークルーザー"。このソフト名をしらないPCゲーマーはいないことでしょう。1988年に発売されたと思います。発売当初はそれほどでもなかったと記憶しています。ランキングでも売上上位にはみかけなかったように記憶しています。私は、PC-8801版で購入しました。それは広大な宇宙空間を飛び回り、まさに当時の感覚でいうとスターシップを実際に操縦しているように夢中でプレイしました。また、音楽も素晴らしくゲームを盛り上げてくれました。技術的な観点からも、どのようにプログラムされているのだろうと思った程です。このゲーム当時のハードスペックを十二分に生かしたゲームではないでしょうか?
その後、続編の2が発売され、一般のゲーム機にも移植されるほどになりました。2は88版はなかった?のかも知れません。現在は1、2ともPC-9801版を所有しています。

「ストーリー」
 25世紀の宇宙が舞台。重力カタパルトなるワープが開発され、人類は太陽系(ソル系)と3つの恒星系を移動できることになった。しかしこれらは治安の悪化を招き、連邦政府の目の届かないところでの犯罪はあとをたたなかった。そこで治安を安定させるために「ハンター制度」を発令した。ハンター制度とは悪質な略奪者に賞金をかけるというものであったがその効果は思ったほどでもなかった。
 その頃太陽系を遠く離れたバーナード系ではVOIDと呼ばれる略奪者の一味が現れ、人々は暗黒の覇者と呼ぶに至った。連邦政府はこのVOIDに対して多額の賞金をかけ一味を一掃することにした。
A級スナイパーのブライアン・ライトは、木星に秘密基地があることをキャッチし、単身基地へ潜入した。しかし彼が乗ってきたスターシップは破壊され、地上用のランドクルーザーで敵地内をさまようことになった。
 ここからゲームが始まることになる。

「プレイ」
 主人公はブライアン・ライト。職業はスナイパー(賞金かせぎ)。VOIDの一味をやってつけて賞金をがっぽりいただくと目論む。
敵を倒すごとによって賞金を獲得し、武器・エンジン・シールド・パーツを買い、スタークルーザーの性能を上げていきます。
このあたりがロールプレイング的要素といったところ。そしてVOIDの5人の部下と戦いVOIDを追い詰めていくのだ。上から2枚目の画像が、宇宙空間でのコックピットだ。僚友(好敵手)のギブスンとの交信中の画面です。このあたりストーリーに沿って物語りが進んでいくところはアドベンチャー的要素だ。3枚目の画像は、地上での戦闘シーン。スターシップとは異なり2Dの世界かな。PC-98版ですが、スクロールがPC-88版よりかなりスムースな気がするのは私だけでしょうか?ENGINEが赤くなっていますが、破壊されています。ピンチです。4枚目の画像は地上でのショップの画面です。地上(惑星やコロニー)にはエネルギー補給やパーツショップ、バー、指令所などが存在する。ファンタジーの世界でいうと街みたいなもの。3Dアクションゲームの醍醐味はなんと言ってもクルージングや戦闘です。実際このゲームではかなりそれと同等のものを当時のゲームとしては、楽しめたはず。アクション、アドベンチャー、ロールプレイング様々な要素を取り込んだこのゲーム、必見の価値ありです。




















ここが攻略のポイント

筆者自体、1はプレイのし過ぎ?でラストに到達するまでに当時PC-88の時、ディスクが破損しました。また2はPC-98版で途中まで。攻略のポイントはありません。メモをしっかり取り、そこそこのアクションセンスがあれば、攻略できると思います。今プレイしても十分に楽しめますね。

 

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